イラストの描き方1 構想からラフまで

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はじめに

 このページでは、ふみりのイラストを描く手順のひとつをご紹介します。
 ラフ、線(ペン)入れ、色塗りの全てをPC上で行う手法です。
 ソフトの具体的な使い方や、テクニックなどの技術面はほとんど書きませんでした。
 「手順」と、何を「考えて」そうしたのか、を重点的に書いているので、お絵かきのソフトの使い方等を知りたい方には不向きであると思われます。

ページ目次

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 ◎ 構想
 ◎ ラフ

構想

 この項目は文章のみで構成されています。しかも結構長いです。苦手な方はラフへどうぞ。

 構想は、これから描くイラストを頭の中で作成していく過程です。

 今回はおとそという、ゲーム日記サイトのトップで使うものを描いていきます。
 サイト管理人さんから、以下のものを描いて欲しいと希望されています。
  ・REDSTONE ・アーチャー、ランサー ・いつものサイズ
 これらをふまえ、イラストの構想を練っていきます。

 とりあえず今までのトップイラストを見てみました。
 眺めていると、構図の偏りを発見しました。
  ・顔が画面の左側にあることが多い。
  ・ほとんどのイラストで、足まで描かれている。
  (05/02/13時点)
 変化をつけて、「顔は画面の右」で、「人物の胸の辺りまで」を描くことに決定〜。
 ただ、これだけでは具体的なイメージが沸きませんでした。

 そこで今回のモチーフである、REDSTONEのイメージイラストを思い出してみます。そして、塗り方を思いつきました。油絵とか水彩とか、とにかく絵の具っぽくしてみたくなったのです。
 でもまだ具体的なイメージはわきません。

 とりあえず、デフォルメ具合はいつも程でいいかな?
 あたしはいつも、デフォルメ具合はゲームのイメージイラストにあわせて描いています。レッドストーンのサイトを見てみると、イメージイラストはあたしのイラストの通常デフォルメ程度よりもちょっとリアル寄りかな〜、くらい。 それにあわて描きましょうー。

 よし、胸を強調した少しセクシーめのものを目指そう!

 なんとなくイメージが形になってきたような気がします。
 なので早速、資料集めに取り掛かりました。REDSTONEの公式サイトに行き、ゲームのイメージイラストを集めます。……少ないよ!これじゃ、キャラクターの服を完全に把握するのは難しそうです。

 もっとイメージを固めたるため、ネットで色々な方のイラストを見学。
 表情は艶っぽいものにしようかなー。なんだか、描けそうな感じになってきました。

時間:約30分超えるか超えないか
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ラフ

 ラフを描きます。
 これは準備のようなもの。頭の中にあるぼんやりとしたイメージを、だんだん形にしていくのに便利なのです。きっちり描きたいときなどには欠かせません。
 この段落を見ていただけば、「ラフ」とは何かがわかるかと思います。

 
 今回は紙での作業はしません。パソコン上でラフを描きます。お絵かきソフトを立ち上げ、イラストのサイズを決めます。
 出来上がりのサイズは520*300にしました。
 作業時はこれよりも大きいサイズで描いていきます。
 最後に縮小し、出来上がりサイズを作ります。縮小することで粗が目立たなくなり、上手っぽく見える気がするのです。ただ、これをすると細かいところがつぶれてしまいます。あたしはたいてい、つぶれっぱなしでほうります。えへへ。が、どうしても描きたいときは、縮小した後に描きます。
 出来上がり解像度は72なので、解像度を144、サイズを1040*600で新規作成しました。

薄い部分:トップイラストのサイズ、濃い部分:壁紙のサイズ デスクトップ壁紙サイズも作成したかったので、左画像のように壁紙サイズの枠を作成しました。 濃い部分が壁紙のサイズ、大きな薄い部分が、トップイラストの範囲です。
 どちらで見てもバランスが良い物が描きたいなー。
 いよいよラフを描いていきます。

ラフ 1 ラフはだいたいの配置を把握してバランスを見、完成のイメージを確かにする作業です。
 配置とバランスを気にしながら、大まかなあたりの線を描いていきます。色は適当なものを。線は大雑把にひきたいので、分かりやすい太いペンを使います。
 何が描きたいか、この絵を見ても解りにくいですねー。 こんなところ見せるの、実はとっても恥ずかしいです……。あたしがラフのときに大切にしているのは、イメージを形にしていくことです。みばえよりも、全体的なバランスや構図を整えることを重視しています。この段階では人に魅せることは考えない方が、あたしの場合うまくいきやすいです。 一度描いたものの、使う事をやめた線も基本的には消しません。が、線を使うか自分で分からなくなりそうなときは、線を消すこともあります。

 以下、このラフを描きながら考えた事を記します。
 おとそは、フレーム形式のサイトです。左のメニュー上部には、ページのタイトルが常に表示されています。なので、タイトル文字は右のあたりに入れる予定。 胸のセクシーさを強調するような場所に入れたいと考えました。

 描きながら、これはいったい何をしているところなのか、どういう状況なのかを想像し始めます。構想の時に「場面」までは想像していませんでしたから。
 武器をかざしたようなところにしようか、とこのときは考えていました。けど、どう〜もぴんときません。

 「場面」を思いつけなかったので、色を考えることにしました。もう一度今までのトップイラストを見てみます。あまり目だって使っていない赤色を、今回のメイン色にしようかなー。

 それからセクシーを前面に押し出したものを描くことにしました。 なので武器を持っている状況は取りやめです。 それをふまえポーズは、自然に腕を下ろした胸が前に来るものにすることに。

ラフ 2 セクシーを押し出すことと、ポーズが決定したので、1枚目のラフを整えながら、2枚目のラフを作成します。
 今回はラフ画が2枚にもなっていますが、たいていは1枚です。が、3枚にも5枚にもなるときもあったり。
 さてさて、2枚目のラフを整えていきましょう。
 今度は表情も少し入れて、顔のバランスをうかがいました。
 ポーズが決定しているので、こちらのラフでは無駄な線があまりありませんね。このあとの線画の線をどう引いていくかを意識しながら、ガリガリとラフを進めました。

ラフ 3 服を着せます。
 レッドストーンの資料を見ながら服を着せていくのですが、何がどうなっているか、さっぱり解りません。資料、少なすぎだよ(T_T
 仕様が無いので、それっぽい感じの服を適当にイメージしながら作っていきます。
 線の位置や長さ等、セクシーになるように気を使いつつ当たりをつけていきます。
 細かい部分の想像はしていますが、面倒なのでここでは描き込まず、線画のときに直接描いていくことにします。

作業時間:約30分かかってないくらい
 
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漫絵家[http://fumiri.com/m/] 2005.09.27より ふみり(Fumiri)

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